第三八回 日本の太鼓
東京・国立劇場で伝統ある特別企画公演『日本の太鼓』が開催されました。
古来、人々は天上より降臨した神々をもてなすために、華やかに、軽やかに、そして楽しく太鼓を打ち囃した。
ゆえに今回のテーマは【打ち囃す】
国の重要無形民俗文化財である【花祭り】を地域住民の一人として参加し、本物の伝統文化を担う稀有な太鼓集団として志多らが選ばれた。
志多らの舞台での創作・表現、暮らしの根幹にある花祭り。
その花祭りで、この歴史ある日本の太鼓の舞台に立てる事をとても誇りに思う。
今回の参加団体は志多らを含む4グループ。
・志多ら
・能楽 囃子組曲
・三社祭礼囃子
・阿波踊り
とてもバライティーに富んだ番組となった。
それぞれにそれぞれの思いがあり、暮らしがあり、ルーツがあり、、、それを知っているか否かで楽しみ方が全く違う。
これほどにも色濃く、奥深い文化が日本にはある。
そして現在まで脈々と受け継がれている。
何百年の時を越えて、今、自分の目の前に存在する事、肌で感じれる事に感動を覚えました。
それと同時に、いつか根絶えてしまい、文献の中だけの存在になるのではないかという懸念が。。
伝統文化は形の無いもの。だからこそ受け継ぎ、伝承していく事は決して容易ではない。
自分も和太鼓を好きで始めた身ですが、次の世代に繋ぐという、大切な使命を背負っている事を再確認しました。
なにはともあれ日本の伝統文化は本当に面白い!
カッコいい!
逆に新しい!!
芸能の分野だけ取り上げても、魅力がこんなにたくさん!!
やっぱり日本って国はスゴイ!!
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