全国ツアー たすき 四日市公演
2月15日、6年ぶり4回目となる三重県四日市での公演は、全国ツアー『たすき』をお届けしました。
会場である四日市市文化会館の中にあるレストラン「グリル四日市」さんとご縁があり、イベントで何度も演奏させていただいていますが、この日は四日市B級グルメ“トンテキ”と美味しい豚汁を差し入れていただき、メンバー一同パワーを戴いて公演にのぞむ事ができました。
あたたかいお心遣いがとても嬉しかったです。
ありがとうございました!
さて、今回の公演では、人の輪の中心には“祭り”がある。伝統という『たすき』を受け継ぎ、次に繋げる、をテーマに時代と共に移り変わる祭りの姿を表現しています。
私たちは、730年以上に渡って受け継がれてきた『花祭』に、住民として携わらせていただきながら創作活動を続ける中で、教わった事、感じた事を大切にしながら、ひとりひとり自分と向き合い、仲間と向き合い、太鼓と向き合い、『たすき』という舞台を創り上げています。
お祭りを守り、伝えて、次世代へ繋げていくという事は、1人でできる事ではなく、そこに関わる人々が、先人に想いを馳せ、どう守り、伝えていくか、と想いを寄せ合いながら、紡がれていくものだと感じます。
『花祭』をはじめ、様々なお祭りをテーマに演奏させていただいていますが、『たすき』の舞台も同様に、もとになっている芸能を守り伝えてこられた皆さんに想いを馳せ、敬意を払い、『たすき』として、どの様に表現できるか、どうしたらお客様に伝えられるか、みんなで想いを出し合いながら、取り組んでいます。
舞台表現をする上で完全な正解や、終わりはありませんが、同じ志を持つ仲間同士でより良いものを創ろう!と試行錯誤していく過程はとても楽しく、またそこから新たなアイディア、表現に繋がっていきます。
各地での公演を巡る中で、メンバーそれぞれの成長もそうですし、『たすき』という作品も成長していく姿を、皆様にお届けしていきたいと思うと同時に、舞台を通して私たちからの『たすき』を受け取っていただけたら嬉しく思います。
四日市公演にご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
次回『たすき』の公演は、2月29日名古屋公演です。
日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで行います。
会場でお待ちしております!
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