03 鬼頭孝幸

2019年8月 1日 (木)

全国ツアー「たすき」 新城公演・初演

10年以上も胸に抱いてきた 「全国ツアー演出」という夢が、いよいよ実現した瞬間でした。

幕が上がる5分前、リーダーからの「ひとまず、お疲れ様」のハグで涙腺崩壊してしまったのはここだけの話。
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形のないものをつくり上げるその過程で、いつまでもゴールが見えませんでした。
「幕が上がったその瞬間、演出家としてのゴールだ」という言葉で、一気に救われた気がします。
もちろん、これからここからなのはわかっていますが。
ひとまず、です。

さて、
”たすきをつなぐ”
このたすきという言葉に込めた想いを、少し語らせて下さい。
東栄町に古くから伝わる花祭り。
730年という歴史を持つこのお祭りが現在も残っているのは、当然受け継がれてきたからです。
そして大切なのは、それを先人たちが絶やすことなく繋いできたからということ。
今回は「受け継ぐ」ことよりも、「繋げていく」ことに観点をおき、演出に挑みました。
※ネタバレしたくないので、内容に関して多くは語りませんよ!

志多らは30年という歴史の中でどんどん人が入れ替わり、今が3代目とされています。
主に演出や作曲を手がけ、多くの名曲を産み残した前リーダー(藍羽さん)が抜け、自分たちで”つくる”しか新しいものが生まれてこない状況となりました。
煮渕やとんびなどの「志多らと言えば!」という楽曲を演奏することはお客さんはもちろん、僕自身も安心できます。
僕の勝手な見解ですが、長い時間をかけ世代を超えて育てられてきたこれらの曲は、そのものに力があります。
そこに頼っていては、いつまでも自分の表現が身に付かないと。
出来立ての曲はあまりにも不安定で、見る側もやる側もハラハラドキドキ・・・
だからこそより真摯に向き合い、考え理解し、慣れない表現のために必要な技術を身に付けることが求められます。
つまり、曲に育てられる のではなく 曲と共に成長することが、一人一人のレベルアップにつながると考えています。
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歳も経験も若いメンバーが半分を占める現在・・・彼らが力をつけることが、これからの志 多らにとっても大切なことだと思います。
行き着きこだわったのは、自分たちだけでつくった新たな曲だけでの構成、演出に挑むこと。
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当然「挑戦」的要素盛り沢山の今ツアー、初演に関してはまだまだ不慣れな点も多く、新城の温かなお客様に助けられて成り立ったものだと心から感じています。
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たすきを通して多くを学び、志多らの舞台表現の新しい可能性を広げていくことこそ、このツアーの真意です。
そして「新しい」の中にも必ず「志多ららしい」という本質を忘れず、後輩たちへと伝え続けること。
まさに日本の伝統文化、祭りに通ずるものを感じました。
30年という歴史がある志多らも、もう立派な伝統だと思っています。
この志多らという伝統を”受け継ぎ、繋げていく”想いを、時代と共に変化する祭りというテーマにのせて、今回の舞台をつくり上げました。

人と人、人と土地をつなぐその中心には、昔から祭りが存在します。
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この舞台で、人の繋がりから生まれる熱気、活気、温かみを感じて頂き、誰もが心にある故郷に想いを馳せてもらえたら・・・
そんなメッセージもひっそりと込めてありますが。。。
伝わるように頑張りますっ(汗)


いつかは「人と人との繋がりの中心に志多らがある」
僕たちの演奏が、人の輪(和)を結ぶ「たすき」となれますように!
いや、なってみせます!

ちなみに 若者が と言いましたが、先輩陣もまだまだまだまだ譲る気なしで燃えていますので。
みんなで一丸となって、未来の志多らをつくっていきます!!
今後のたすきの変化を、見守っていて下さい。
無事に初演を迎えられたことにホッと一息・・・
つく暇はありませんね!!
ここからは演出家としてではなく、演者としてたすきに臨みます!!

新しいものばかりに目を向けているわけではありません。
同時進行で「いのちの力」というツアーも行っています。
こちらは The・志多ら な舞台となっておりますので、どちらもお楽しみください。

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2019年6月14日 (金)

開打 新潟西おやこ劇場

まずは僕たち開打と新潟西おやこ劇場さんとの出会った経緯をお話ししたい。
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開打というユニットが始動して約8年。
当初は志多らの若者3人が、若さを生かして表現の枠を広げていくことを目的に始まった。
志多らトラックに書いてある花まつり志多ら舞の版画絵や、のき山学校のイメージキャラクター”のっきぃ”の生みの親である群馬県在住の絵本作家 野村たかあきさんに名を頂き、「これからの可能性を自分たちで打ち開いてく」との想いを漢字に込めた。
小編成の楽曲が少なかった当時、開打が生み出す新たな曲(つまり2~3人で演奏できる曲)が、今の小編成公演の基盤をつくったと言っても過言では・・・あるかもしれないが。。
動き出して一年、まだ開打という名も知られていないような時期だった。
東京・代々木での”出会いのフォーラム”で売り込みライブを行った時が、最初の出会い。
遥々新潟から東京まで、3人でお見えだった。
宿泊施設の朝食会場でも偶然一緒になり、色々と熱く感想を頂いたのを覚えている。
3人でのライブは役割が明確になるためか、、、その時は篠笛担当の鬼頭さん、小芝居担当の吉田さん、と盛り上がった。
まぁその時の吉田さんは確かに”小芝居”を担当していたかも。
少しは受け入れてもらえたか・・・期待しながらも、正直おやこ劇場の例会で名も知られていない若造3人を愛知から呼ぶなんて当時はあり得ないと思っていた。
大博打だ。
よほど熱く、強く、押して下さったのだろう、声がかかった時は事務所で叫んだ。
念願叶って3人で新潟に向かったのが、今から5年前である。
 
そもそもそこからまた声をかけて頂いたことにも驚いたのだが、5年前に観た子ども達も声をあげてくれたらしい。
小学生の子が高校生になり、高校生は社会人、僕はまだ20代半ば、と5年という月日は意外と人を成長させている。
それでもあの時の演奏が心にあり続けてくれたのが本当に嬉しい。
僕にとって舞台をやっていて、「また観たい」という言葉は何より有難いと感じる。
今回は吉田、鬼頭、新たに加藤を加えた3人でのライブ。
流石に前回よりはまとまり、派手な開打衣装も似合わぬ落ち着いた雰囲気の内容になった。
と勝手に思っているが、実際はどうだったんだろうか。
搬入から会場設置、片付けまで、劇場の皆さんや子ども達が大変なフォローをして下さり、舞台裏にはおやこ劇場ならではの愛情たっぷり小夜食。
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このおもてなしには、感謝せずにはいられない。
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お陰様で舞台もお客さんと一体となる素晴らしいものになった。

翌日、事後交流会ということで事務所にお邪魔した。
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子ども中心の参加だったが、お喋りな僕たちの…ん?僕の…?想いを真剣に聴いてくれていた。
それが嬉しくてさらに喋りまくる悪循環。
代々木で出会い、開打を呼んで下さった方の感極まった温かい言葉が心にグッと刺さり、改めてこの素晴らしい出会いに感謝。
愛知、新潟と距離はあるが、いつまでもこのご縁を大切に繋げていきたい。

バイバイした後すぐ 会いたい また来たい と思える出会いって素敵だと思う。
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実は開打として活動したのはかなり久しぶり。
またこれを開打再始動のきっかけとし、今年は愛知県内数ヶ所で予定している。
詳しくは後日発表するので、お楽しみに!!

そして来月21日、いよいよ全国ツアー「たすき」がスタートする。
僕にとってずっと夢の一つであった全国ツアー演出、その第1作目がいよいよ初演間近である。
”みんなを想いでつくり上げる”をテーマに、一人一人の個性がより引き立つ演出を目指した。
ラストスパート!

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2019年5月10日 (金)

COMMUNITY CENTER THEATER 広場前

Hello,everyone!
なんだかんだで周りには日本語を理解できる人が多く、全く英語が上達していかない志多らUSメンバー。

最初の3日間は日本の真夏のような暑さのサクラメント、冬並みの寒さのサンフランシスコを往復し、その気温差に戸惑っています。

さて、空港トラブルでまさかの初演中止という事態でスタートした今アメリカツアーでしたが…
急遽5月5日に、公演会場(COMMUNITY CENTER THEATER)前の広場で演奏の機会を頂きました!
これまでワークショップで交流した仲間たちもたくさん駆けつけて下さり、ステージは大盛り上がり。
楽しい時間でした。
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僕は2008年、2010年のアメリカツアーにも参加してますが、その時のツアースタッフ クリスティー と10年ぶりの再会!!!
もう懐かしくって、嬉しくって…
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相変わらず超元気で超明るいFunnyGirlでした。
See you again!

すでに大小色々なトラブルに見舞われてはいますが、今回もスタッフメンバーのお陰様でとても有意義な時間を過ごしています。
ティファニーを始め、ツアースタッフメンバーには心から感謝、感謝です。
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素晴らしい仲間との出会いもたくさん。

随時ブログやSNSでアップしていきますので、みなさんも一緒にこのUSツアーを楽しんでくださいね!

中途半端な英語使いはやめなさい、という苦情は受け付けません。

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2019年3月26日 (火)

結成30周年ツアー を終えて

~藍羽~
また志多らの法被を着て一緒に舞台で演奏できた事 最高に幸せでした


志多ら結成からこうして今日まで関わる事ができて感謝の想いでいっぱいです
必死だったあの頃 苦しかったあの頃
何故太鼓を打つのか 何のために打つのか 何故和太鼓でなければいけないのかと悩んだあの頃 思い出すのはそんなつらい頃の事が多い あーそうか これがあったから 今の私がいて 今も舞台に立つことができるのだ と そう思えるようになったのは最近の事
恥ずかしながら 私 感謝が全く足りなかったのです
沢山迷惑もかけてきました こんな事したい あれも作って と わがままも言い 誰の言う事も聞かない 誰よりも子どもで誰よりもやんちゃで…
よくこんな私が続けてこれたと…
ずっと支えてくれたメンバー 応援してくださる沢山の方々 舞台スタッフの皆さんのおかげだと心から思います
この30周年記念公演
3公演を若い子達が必死で打つ様を袖から観ながら この子が入った時はこうだったなぁ あの頃はあーだったよなぁ 新しい子もがんばっているなぁ と 色んな想いが走馬灯のように流れ 胸が熱くなりました
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一人一人がしっかり前を向いて 自分と戦っている後輩達
彼らもまた いろいろなものと戦っているのだと
志多らという歴史があり 大切にしていかなければいけない事もあるのだけれど こうあるべきとか こうでなくてはならない というものに固執せず 古きものを知り新しき事にどんどん挑戦して下さい
悩んで 苦しんで 沢山沢山失敗をして 己の無力を知り 感謝の心を捨てず自分しかできない事 そのグループにしか出せない音を探し続けていく ずっとずっと続く事
大丈夫 大丈夫 何があっても いつも 今この一瞬がスタートです


舞台の上で一人一人がとても輝いていました 嬉しかったです


30周年公演の舞台に出させていただいた事 幸せな 夢のようなひと時

ほんとうに ほんとうに幸せでした

また それぞれの道を 一歩一歩 進歩!


ありがとう ありがとう


~杉浦充~
和太鼓志多ら結成30周年記念公演@名古屋日本特殊陶業ビレッジホール。


千秋楽、大盛況!おめでとうございました。
志多らとの出会いは今から25年前、新城市でのイベントでした。
当時「鼓童」の公演を生まれて初めて観たばかりで感動冷めやらぬ状態だった時に私は「志多ら」と出会いました。
身近にこんな人たちがいるのか(良い意味で)と驚き、そして、それはそれは嬉しかったことを今でもとてもよく覚えています。
色々なイベントで顔を合わせるようになりましたがその後、当時志多らの代表であった津軽三味線奏者の方とユニットを組んだことから私は志多らの活動に参加するようになりました。


 数多くの共演、楽曲提供を重ねる中、余りに頻繁に共演することから私用の志多ら法被三種類とドンブリ、キマタ、ゴム足袋の提供を受けたり、当時遠征にまだまだ不慣れだった座員の方々に代わって移動用のハイエースの運転、そして個人的な趣味から(トラック野郎好き)トランポの4トントラックを運転させてもらったり(トラック運転手のバイト経験有り)、全国各地の公演先で呑み倒したり。


 思い出は尽きません。


二回の全国ツアー、五回の海外公演にも参加させていただきました。


 今、音楽家と名乗っている自身の一部は間違いなく志多らとの活動の中で出来上がったと言っても過言ではありません。
そして30周年記念公演。


これから先、40年、50年と和太鼓「志多ら」は一(いち)和太鼓集団としてだけではなくNPO法人として地域活性化の一翼を担う独自の活動を展開されていきます。


私は私でこれからも変わらず箏曲家、音楽家として自分の信じる活動に邁進していきます。
かつてのように頻繁には同じ舞台を踏む機会も限られてくることでしょう。
それでも「縁」は「円」。
 巡り巡ってまた同じ舞台に立つとき、決して恥ずかしくないよう、私は私の道を極めて行きたいと思います。
30周年本当におめでとうございました。
和太鼓「志多ら」。
この素晴らしい団体の益々の活躍と発展、心よりお祈り致します。


 


~加藤訓栄~
志多ら30周年おめでとうございます。
「志多ら」の歴史を辿る30周年記念公演の内容の熱さに只々圧倒された2時間30分。はちじょう、屋台囃子、から始まり、息吹迄、年代(10年)ごとの代表曲を披露する正に「志多らベスト」。
舞台が進む毎に、その時代の懐かしさを感じると共に、「志多ら」の進化を凝縮して体感出来る過去最高の舞台でした。藍羽(チャボ)さんはじめベテラン勢の熱い思いと安定した確かな技術、それに追いつこうと頑張る若手も力をつけ、メンバーがガッチリ組み合った「志多ら」。
今後の「志多ら」に期待せずにはいられなくなる熱い熱い舞台でした。
この素晴らしい30周年ツアーに参加させて頂き、心より感謝申し上げます。


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~鬼頭孝幸~
イチローの引退会見の中に、「誰かの想いを背負うということは、とても重いことである」という言葉がありました。
今回で3回目となる30周年記念公演。


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”志多らの30年の歴史を背負うということは、今の僕にはあまりにも重い”
というのが、初演の時の素直な気持ちでした。


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自信なかったんです。
これでいいのかな?このままでいいのかな?
僕が入る前からずっとずっと志多らをつくってきた先輩たち、支えてきたファンの皆さんの前で、不安ばかりが頭にありました。
元リーダーである藍羽(茶鶏)さんをゲストとしてお迎えし、師匠としてではなく一人の舞台人として並ぶんだ!
と意気込むも、いざ並んで笛を構えると手足が震え、感動以上にプレッシャーが大きかったですね。
でも昔から何も変わらないオーラや言葉に改めて身が引き締まり、僕が信じて追っかけてきたそのままの茶鶏さんがそこにいました。
「そのままでいい、自分を信じなさい。仲間を信じなさい。」という言葉に肩の荷がズドーーーーーーーーーーーーーーーーーンと落ちました。
最終となる今回の名古屋公演、プレッシャーを乗り越えて純粋に 感謝 の想いを胸に舞台に臨むことができたと思います。
会場に来て下さった皆さんのアンケートを一言一言読ませて頂き、改めて志多らという看板が背負っているたっっくさんの方々の想いを噛み締めています。
そしてその「重み」を背負う覚悟がようやくできました。
昔の志多ら、これからの志多ら、比べたり比べられたりは仕方ないと思っています。
でも今は「自分達が志多らだ!」と自信と誇りを持って言えます。
30年という長い歴史とそこに込められてきた想いを大切に、これからも新しい志多らをつくっていきます。
これからも志多らを、応援よろしくお願いします。
なんだか重たい内容になってしまいましたが・・・
最後まで読んで頂き、ありがとうございます


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2019年1月22日 (火)

ファンクラブ会員限定交流会 志多ら杯 ボウリング大会in豊川

体力、気力、共に出し切った30周年豊橋公演。
翌日はゆっくりと身体を休める…
なんてことはしません!



待ちに待ったファン交流イベント、ボウリング大会!!
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なぜボウリング?
実は今の交流イベント「のき山市」になるずーーーっと前、ファンの皆さんとの交流会としてボウリング大会もやっていました。
僕が入る何年も前の話です。
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↑その時の写真です。初代ファンクラブ会長の、りんさん。車椅子でも楽しめる交流会を…ということで、ボウリング大会をしました。



30周年の記念に、昔の交流会を再現したいとの思いで企画されたこのイベント。
勝負事となるととにかく張り切る志多ら勢、朝からワクワクしすぎてテンションMAXでした。
景品ありの個人戦。
僕はボウリングなんて成人式の3次会(約10年前)ぶりですが…
盛り上がった、盛り上がった。
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大人数でのゲームはこんなにも楽しいものなんですね!!!
上手い下手は関係ありませんね。(僕はやっぱり下手でした)
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みんなで笑って叫んで、本当にいい思い出になりました。
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この企画は志多らファンクラブ会員様のみの参加となりますが、来月2月3日に名古屋でも行います。
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まだまだ枠はありますので、志多らメンバーとボウリングで大いに盛り上がりましょう!!
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夜は豊橋実行委員の皆さんと反省会&打ち上げ&息吹豊橋ファイナル公演に向けての実行委員会。
ここではメンバーも一人一人、様々な想いを語らいました。
今の自分たちが、今の志多らがあるのは、他でもなく近くで支えてくださる方々のお陰です。
そして同じ志の仲間がいるからです。
お互い存在に感謝をし、またここから気持ち新たに頑張ろう!!!!
そう思える素晴らしい会でした(^^)
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全国ツアー息吹~IBUKI~ 千秋楽 アンコール豊橋公演は3月28日です。
ぜひ観に来て下さいね。

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2018年11月21日 (水)

東薗目花祭り

今年も、志多らの拠点地である東薗目の花祭りが終わった。
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花祭りを通じて学ぶこと、得ること、考えることはあまりにも多い。
全てを文面上にて語るととんでもないことになりそうなので、今回改めて感じたことをお伝えしたい。
祭の伝承 ということに関しては人それぞれの想いや価値観があるので、あくまでも僕個人の『独り言』程度に受け取って頂けると幸いである。
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僕が東栄町に来てから13年が経つ。
つまり今年で13回目の花祭りということなるが、年を重ねるごとに花祭りへ向かう気持ちは明らかに変化し、より大きなものへと変わっていく。
色々な人と話をしてわかることは、やはりその人の立場や環境によって祭の捉え方が全く違うということ。
僕にとって根底にあるのは、「あくまでも余所者である自分と、その地域の人達を繋いでくれる」ものである。
その上で、心は住民としてしっかりと継承し伝えていきたいという想いが強い。

数年前には正直なかった想いだし深く考えてもいなかったが、志多らとして、だけではなく、いち東栄町民として、の見方に変わってきているのが自分でもよくわかる。
伝統や文化というものは長い時間をかけ継承されていく中で、その時代を生きる人々に合わせて少しずつ変化していくものだと僕は思っている。
本質的な部分を大切にしながら、僕は僕なりに精一杯花祭りと向き合っていきたい。
祭のもつ意味や役割、飾りなど準備、神事、舞、笛、太鼓に唄と覚えなければ…いや覚えたいことがありすぎて、毎年一つ一つ一歩一歩。

なんて難しいことも考えつつ、やっぱり単純に楽しい。
今年は憧れのベテラン勢とも舞わせてもらえたし、
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初めて太鼓も打たせてもらった。
ほぼ無茶ぶりだったけど。
毎年、兄さま(この地域では年上の男性をにいさま、女性のことをねえさまと呼びます)達から「ちっがーーーうっ!」と言われ、何が違うのかわからないまま必死に真似をするあの感じ。
僕はそれが幸せなのです。
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2018年10月28日 (日)

30周年ツアー 篠笛 音合わせ

冷えましたね。
朝が苦手な僕は、布団から出るのに覚悟と勇気がいります。

結成30周年の記念コンサートまで、残り1ヶ月を切りました。
この志多らの大きな節目に欠かすことの出来ないのが、このお方!
元志多らのリーダーであり、今は売木村(長野県)で活躍中の藍羽さんです。
個人的には「この方が居たから今の僕がある」と自信を持って言い切れる、恩師です。
そんな藍羽さんが今回は志多らの舞台に特別ゲストとして出演、共に笛を吹かせて頂きます。
そのためのリハーサルに売木村を訪れたわけですが…
相変わらずの藍羽さんに、空気はほっこり。
稽古に入れば集中モードで、空気はピーン。
志多らの頃から藍羽さんが大切にされてたこと、こだわっていたこと、僕たちに教えて下さっていたこと、何一つ変わっていませんでした。
改めて今を振り返り、引き継いだ想いをこれからの志多らに生かしていこうと思ったのと同時に、一人の舞台人として藍羽さんと対等に“音”で語り合えるようになりたいと強く感じました。
本格的なリハーサル、本番はここから。
3公演ですが、よろしくお願いします。

練習にのめり込み過ぎて、一緒に吹いているリハーサル風景を撮り忘れました(^_^;)
残念っ!!!





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2018年5月30日 (水)

全国ツアー息吹~IBUKI~半田公演

地元…
とは違いますが、半田市を始め知多半島は僕にとって特別な地であります。

私事ですが日本福祉大学付属高校に通い、和太鼓部「楽鼓」として3年間太鼓に向かってきました。
高校時代はまさに 三度の飯より太鼓 という感じ。
部活以外にも知多半島内あちらこちらの団体でお世話になり、太鼓生活に明け暮れていました。
志多らに入座して13年目となりますが、今の太鼓人生の基盤がここにあります。
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半田での公演は4年ぶりでしたが、それでも変わらぬ温かいご声援、雰囲気に、ついつい「ただいまー!」と叫びたくなりました。
始めはかなり力が入ってしまっていたようで…
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まるで高校時代にタイムスリップしたように、懐かしい面々とお話ができて嬉しかったです。
そして今でも僕のことを見守り、応援して下さっている方々がこんなにも沢山いるんだ!!
と再認識することができました。

現在制作中である次のツアー公演は「演出by鬼頭孝幸」、ということで、僕のつくり上げた作品をぜひ知多半島の皆さんに観て頂きたいと思います!
待っていてくださいね~。
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2018年4月23日 (月)

レコーディングにむけて

だんだんと暖かくなり、大量のサボテンたちの植え替えに追われる鬼頭です。
季節の変わり目、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、音楽には様々なジャンルがありますが…
ラップと和太鼓のセッション、皆さん想像つきますか??

新城出身のラッパー「鳳雷さん」とは、もう何度も一緒にライブを行ってきました。
混じり得ない音楽と音楽に加え、鳳凰さん、志多ら(吉田、鬼頭、加藤)という個性的過ぎる四人が創り出す異次元な世界観。

そんな音楽を、なんと一枚のCDに!
今週のレコーディングに向けて、何度か志多らでリハーサルしてます。
今回のCDのためにつくった新曲もありますよ!
歌詞、太鼓、メロディー…各パートをそれぞれが考えた「合作」という新しい試み。
誰が、ではなく、四人がつくり上げた一曲です。

かなり力の入ったCDなので、楽しみに待っていて下さいね!!!
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2018年2月10日 (土)

全国ツアー「息吹〜IBUKI〜」名古屋公演


緊張するかなぁ
とか
力入るかなぁ
とか
そんな心配を余所に、驚くほど落ち着いている自分がいた。


昨年7月からスタートした全国ツアー「息吹〜IBUKI〜」、いよいよ我が地元名古屋での公演を迎えました。


志多らに入って12年。


見てもらいたいのは、「いつも通り」な自分。
もちろんいつも通りのこともそうでないこともあった。でも、それも含めて今の等身大な僕を表現できたと思うので良かった。


小さい頃からお世話になってきた近所のおじちゃんおばちゃん達、学生時代の友達、先輩、後輩、太鼓仲間、先生、家族…

勝手気ままな僕を導き、こうして今の自分が在ることに感謝してもしきれません。

これまでお世話になった方々、これからもお世話になる方々に対する感謝の気持ちを忘れないよう、これからもずっとずっと太鼓に笛に向かっていきます。

来年は30周年コンサートで帰ってきます。


その先は、、、
僕がなんと全国ツアー演出。
ということで現在創作活動中。
これは入った当初からの夢であり目標でした。

皆さんに支えられながら、僕はこれからもたくさんの夢を追い続け、ひとつずつ確実に実現させていくつもりです。
いつまでも不完全な僕ですが、応援よろしくお願いします。

この公演にチカラを貸してくださったみなさんと



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